J-PAM 創刊号の発刊のご案内
このたび予防鍼灸研究会(SGPAM)では、発足当時からの課題でありました予防鍼灸研
究会雑誌(J-PAM)の創刊号発刊に至り、ここにお届けします。
この創刊号には、本研究会の産みの親の一人である湯浅先生の発足記念講演のまとめが
論説として掲載されています。そこに謳われた「東西医療を結ぶ」には、先生の深い思いが
籠っています。
また、漢方治療に関する惠紙英昭先生の原著論文も実臨床に役立つ興味深い内容と思わ
れます。
さらに、コロナ禍になって 3 年が過ぎたこの時期、定例会で「コロナ後遺症のケアと養
生」の特集が組まれた事は大変意義深いことです。本号に掲載されたコロナ禍のタイムリー
な原稿の数々を読んでいただきますと、執筆者の深い思いが伝わってくる筈です。
この J-PAM 創刊号を起点とし今後も継続して発刊することを編集委員一同誓っておりま
す。
この J-PAM にご期待願えたら幸いです。
2023 年 5 月吉日
予防鍼灸研究会雑誌(J-PAM)
編集委員長 足立克仁
巻頭言
予防鍼灸研究会誌(J-PAM)創刊にあたって
予防鍼灸研究会 会長 金井友佑
論説
脳とこころと魂、そして鍼灸の役割
湯浅龍彦
資料
漢方薬の材料たち
引戸あきつ
原著
「フクロウ型体質」に対する苓桂朮甘湯の効果
惠紙英昭 田中聡子 松尾玲沙 浅田不二子 川西由莉 大町友樹
症例報告
脳神経内科外来におけるNeuro-COVID-19について連続20例のまとめと1例の脳塞栓合併例
足立克仁
新型コロナウイルス感染症の罹患体験~自分がコロナになって感じたこと~
後閑美樹子
COVID-19ワクチンによると思われる副反応の1例:特異な脈診と治療経過について
豊田典正
資料
COVID-19罹患後症状について:神経症状を中心に
藤田浩司
フリートーキング
コロナ後遺症のケアと養生
コラム
れんめんと~古今東西コラム~
今井輝善