予防鍼灸研究会 広報委員長 後閑美樹子
予防鍼灸研究会の第9回定例会が無事に終了しました。ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
今回、腹診・舌診のすばらしい著書の作者であらせられる平地治美先生に講演をお願いいたしました。
どちらかと言えば腹診のお話を聴きたくてご参加いただいた先生方が多かったのではないでしょうか?ですが、一視聴者として感想を述べますならば、今回の講演ではむしろ、舌診のお話にひきこまれました。
事前アンケートでは、腹診に比べて舌診はあまりやりません、とお答え頂いた先生方が多数おられました。ですが平地先生のお話を聞いた後、患者さんの病態を知るうえで、舌診を抜かしていることがどんなにもったいないことであるか、思い知らされる気がしました。
コロナにかかった人はどんな舌をしているか? 初期、中期、終盤でどのように変化するのか?
そんなお話も大変興味深かったです。
ご本人もおっしゃっていましたが、舌診と腹診を両方で30分ではとても時間が足りない、と。ぜひ、また機会を設けて腹診についてももっともっとお話をうかがいたいものだと思いました。
ご参加のみなさま、本当にありがとうございました。